昼と夜の長さがほぼ同じになる時期の秋分(しゅうぶん)です。
「秋分の日」というのは国の祝日で、秋分の期間の最初の日でありお彼岸の中日でもあります。
今回は「秋分」という節気がどのような意味を持ち、どんな背景があるのかや旬を迎える食べ物や行事食などについてご紹介します。
- *この記事からわかること*
- ・秋分の意味や由来
- ・今年の秋分はいつ?
- ・秋分の時期に旬を迎える食べ物や花は?
秋の夜長が始まる秋分(しゅうぶん)とは
秋分(しゅうぶん)とは、二十四節気の中では16番目であり、秋の4番目に位置する時期で、白露(はくろ)の後、次に訪れる寒露(かんろ)の前に位置する季節の節目です。
秋分は
陰陽が中和する時
と表現されていました。
これは、日の暑さが穏やかになり、日と夜の長さが同じくらいになることを意味します。
秋分を境に、日が徐々に短くなり、秋の夜長が始まるのです。
カレンダー上では秋の半ばを示していますが、この時期は夏の暑さが和らぎ、本格的な秋を迎える頃となります。
よく言われる「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉の通り、秋分の頃からは暑い日が減り、少しずつ涼しくなり始めます。
また、秋分は秋彼岸の中日であり、亡くなった人を思い出し、先祖を敬う大切な日としても日本中で尊重されています。
秋分(しゅうぶん)はいつ?
秋分は、だいたい毎年9月23日頃で、次の節気である「寒露(かんろ)」までの約15日間がその期間です。
2026年:9月23日(~10月7日まで)
2027年:9月23日(~10月7日まで)
秋分(しゅうぶん)に楽しむ旬のもの
秋分の時期を実感できるような行事や味わえる食べ物、見頃を迎える花をご紹介します。
秋分期間の行事やイベント
秋分の時期に行われる行事やイベントです。
秋分の日
「秋分の日」は、毎年9月23日ごろに設定されている国民の祝日です。
この日は、亡くなった人を思い出し、先祖を尊ぶ日として1948年に制定されました。
秋のお彼岸
秋のお彼岸は、春と秋にそれぞれ一度ずつ行われる行事で、秋分の日を中心として前後3日間を含めた7日間で行われます。
この期間の初めを「彼岸入り」、秋分の日を「中日」、終わりを「彼岸明け」と呼びます。
この時期には、多くの人がお墓参りをし先祖を供養し、おはぎを作ってお供えする、または家族で食べるという習慣もあります。
芋煮会(いもにかい)

秋分に楽しむ季節の食材
秋分の時期にはこのような食材が旬を迎えます。
松茸
まつたけが一番美味しい時期は、8月から11月までです。特に10月は、まつたけがたくさん市場に出回る時期で、この時期が出荷のピークになります。
輸入物も多い松茸ですが、国産では岩手県産の松茸が有名です。
秋茄子(あきなす)
ナスは年中通して手に入る野菜ですが、9月中旬から10月にかけて収穫される「秋ナス」の美味しさは特別です。
この時期に育つ「秋ナス」は、昼と夜の気温差が激しく、太陽の光も柔らかくなることで、皮が薄くてやわらかくなり、実は水分を豊富に含み、しっとりとしています。
河豚(ふぐ)
最も旬の時期は11月から2月にかけての寒い時期となりますが、河豚(ふぐ)は「秋の彼岸から春の彼岸まで」と言われ、10月に解禁し、3月まで食べられます。
おはぎ

お彼岸に欠かせない行事食でもある「おはぎ」です。
「おはぎ」という名前は、秋に咲く萩(はぎ)の花から来ていて、春のお彼岸の時には牡丹(ぼたん)の花から「ぼた餅」という名前がつけられています。
一般的には、おはぎには粒あん、ぼた餅にはこし餡が使われます。
この違いは、小豆の収穫時期に基づいていて、秋に収穫された小豆は皮がやわらかくそのままでも食べやすいため、粒状の餡(粒あん)がおはぎに用いられるのです。
秋分の時期の花や植物
秋分の時期に見頃を迎えるおすすめの花をいくつかご紹介します。
彼岸花(ひがんばな)

5月から7月にかけて花を咲かせ、特に6月の初めから7月の初め頃が花盛りになります。
金木犀(きんもくせい)

秋の風物詩ともいわれる金木犀の甘い香りです。
金木犀が花を咲かせるのは、だいたい9月の中旬から10月の下旬にかけてとされていますが、実際の開花時期はその年の気温によって変わり、暖かい年は開花が遅れると言われています。
一度花が終わった後にも、10月になって再び新しい花が咲く、二度咲きする木もあり、秋の終わりまで金木犀の香りを楽しむことができます。
りんどう
リンドウの開花期は、9〜11月で、最盛期は9月~10月下旬頃。
秋分の日2024年はいつ?意味や旬の食べ物などをご紹介のまとめ
この時期に出てくる食材に松茸や河豚(ふぐ)などが登場して豪華になってきました。
秋分は、本格的な秋が始まる頃と言われています。
この日は春分と同じで、太陽が真東から上がって真西に沈むので、昼と夜の長さが同じくらいになり、秋分の日から少しずつ夜の時間が長くなり始めます。
朝晩はかなり冷えるようになり秋の深まりを感じる時期でもある二十四節気の「秋分」をお届けしました。
