寒さが一段と強まり、多くの場所で雪が積もり始める大雪(たいせつ)の時期です。
冬本番の到来と共に年末に向かいます。
平地でも雪が積もる地域が増えてきて、冬の景色が一層深まり、冬の厳しい寒さを身にしみて感じる季節です。
今回は「大雪」という節気がどのような意味を持っているのかや、その時期や日にち、この時期の旬の食材などについてご紹介します。
- *この記事からわかること*
- ・大雪とはどのような時期?
- ・大雪はいつ?
- ・大雪の時期に旬を迎える食べ物や花は?
厳寒で雪積もる季節!大雪(たいせつ)とは
大雪(たいせつ)とは、二十四節気の中では21番目であり、冬の3番目に位置する時期で、小雪(しょうせつ)の後、次に訪れる冬至(とうじ)の前に位置する季節の節目です。
「大雪」という節気は、「たいせつ」と読みます。
この時期には雪が次第に増えて、一層深く積もり始めると言われます。
北海道や東北地方など北の方面ではこの時期になると、平地にも雪が積もり始め、日本海側の地域では、大雪に見舞われることも珍しくありません。
日本全国に冬の到来を告げる時期となり、動物たちも冬眠の準備を始める頃です。
大雪(たいせつ)の期間
大雪は、だいたい毎年12月7日頃で、次の節気である「冬至(とうじ)」までの約15日間がその期間です。
2025年:12月7日(~12月21日まで)
2026年:12月7日(~12月21日まで)
2027年:12月7日(~12月21日まで)
大雪(たいせつ)に楽しむ旬のもの
大雪の時期を実感できるような行事や味わえる食べ物、見頃を迎える花をご紹介します。
大雪の期間の行事やイベント
大雪の時期に行われるの行事やイベントです。
事八日(ことようか)
12月8日と2月8日は、「事八日」と呼ばれる、日本の伝統的な行事の日です。
2月の事八日は農作業の始まりを意味する「事始め」で、12月の事八日は、農作業の終わりと年末の準備を始める「事納め」の時期とされています。
ただ、この表現は場合や地域によっては逆に使われることもあり、年末の準備を「事始め」、新年の行事が終わることを「事納め」とすることもあり、行事によってその意味が少し異なる場合があるのです。
事八日の日には様々な行事や祭りが行われ、特に日頃使った道具に感謝して供養する風習があり「針供養」は、その中でもよく知られた行事の一つです。
正月事始め(しょうがつことはじめ)
「正月事始め」とは、「しょうがつことはじめ」と読み、お正月を迎える準備を始める日を指します。
この日は、昔の暦においては12月8日に相当していて昔の人々は、この日がくると、お正月に用意するおせち料理に使う薪を集めたり、門松に使う松の木を山から切り出したりして、新年を迎えるにあたってとても大切な役割を担っていました。
すす払い
12月13日は新年を迎える準備を始める「正月事始め」の日とされ、お寺や神社では「すす払い」という清めの儀式を行います。
お歳暮
今では多くが12月の初めからクリスマス前までに届くように送ることが多いですが、昔は「すす払い」が終わった後、12月13日から20日の間に送るのが一般的でした。
大雪に楽しむ季節の食材
年末を控えた大雪の時期に旬を迎える食材です。
小松菜
小松菜については、12月から2月が旬の時期ですが、ハウス栽培が一般的になったおかげで、年中手に入りやすい野菜となっています。
芽キャベツ

芽キャベツは12月から1月にかけてが特に美味しい時期で、夏の暑さや湿気に弱く、虫害にも悩まされやすいので主に冬に収穫されます。
見た目と名前からキャベツの芽と誤解されますが、キャベツの一種であり芽ではありません。
くわい

くわいは11月から2月にかけて旬を迎えますが、特に12月は出荷が最も多い時期です。
くわいは大きな芽が出るので「芽が出る=めでたい」を掛け合わせて、縁起が良いとされており、おせち料理によく使われるんですよ。
あんこう
あんこうは12月から2月が旬で、冬の寒い時期になると身が引き締まって栄養価も高くなります。
鍋料理にすると美味しく、見た目は少しユニークですが白身は淡白でコラーゲンが豊富な魚です。
白子や肝は有名ですが「食べられない部分がない」とも言われているように、ほとんど全ての部位が食べられます。
ぶり
そして、ブリは11月末から2月にかけてが特に美味しい時期で「寒ブリ」として親しまれていますが、日本海側で捕れるブリは脂がよく乗っていて味が深いと言われています。
成長するにつれて名前が変わる「出世魚」としても有名ですね。
大雪の時期の花や植物
大雪の頃、クリスマスや年末時期に見頃を迎える花たちです。
ポインセチア

ポインセチアは、10月から2月頃にかけて花を咲かせ、特に11月から1月がその美しい花を楽しむことができるピークの時期です。
クリスマスシーズンにはこの植物が特に人気になり、「Christmas flower」とも呼ばれて、クリスマスの象徴的な植物としてたくさんの方に親しまれています。
ビワ(枇杷)の花

ビワ(枇杷)の花は、12月から2月にかけて可愛らしい白い小花を咲かせます。
果実は、露地栽培だと5月から6月に、ハウス栽培では2月から4月にかけて収穫されることが多いんですよ。
寒椿(かんつばき)

寒椿(かんつばき)は、10月から12月にかけて開花し、特に11月から12月が一番美しい時期とされています。
カンツバキは山茶花(さざんか)と交配されてできた品種で、山茶花と見分けるのが専門家でも難しいと言われているのです。
ノースポール(クリサンセマム)

ノースポールというクリサンセマムは、12月から翌年の5月まで長い間、白い花を咲かせ続けます。
この名前は、花がたくさん咲いて北極の雪景色を思わせることから来ていて、マーガレットやデイジーに似た外見で、「Mini marguerite(ミニマーガレット)」や「Snow daisy(スノーデイジー)」とも呼ばれています。
大雪とはいつの節気?意味や食べもの行事などもご紹介のまとめ
「大雪」とは、冬が本格的になり、全国各地で雪の便りが聞かれる時期のことです。
日が短くなり、「冬将軍」がやってきたかのような寒さが厳しいこの時期はクリスマスやお正月が近付き、年の終わりのあわただしさを感じ始める時期でもあります。
師走(しわす)で年の瀬となりますが、イベントも多くなるこの時期はワクワク感も感じます。
いよいよ二十四節気も次の「冬至」で終わりになりますが、クリスマスや新年の準備などで大雪の季節を楽しく過ごしましょう。
