秋が深まり、朝霜が降りる頃の霜降(そうこう)です。
霜降の時期には、秋が深まるにつれて朝夕の冷え込みが強まり、露が霜に変わり始める時期です。
また、紅葉が色鮮やかに景色を彩り始めやがて落ち葉となり、秋がゆっくりと終わりに近付きます。
今回は「霜降」という節気がいつなのかや意味、旬を迎える食べ物や花や植物についてご紹介します。
- *この記事からわかること*
- ・霜降とはどのような時期?
- ・霜降はいつ?
- ・霜降の時期に旬を迎える食べ物や花は?
秋深まる頃の霜降(そうこう)とは
霜降(そうこう)とは、二十四節気の中では18番目であり、秋の6番目に位置する、秋の最後となる節気で、寒露(かんろ)の後、次に訪れる冬の1番目の節気である立冬(りっとう)の前に位置する季節の節目です。
霜降は、「しもふり」ではなく「そうこう」と読み
夜の冷え込みで露が凍って、植物や地面に白い霜が現れる
ということを言います。
秋が深まってきて、北の地方や山の高い場所から木々が鮮やかに紅葉していき、徐々に南下して日本の多くの地域で秋の息吹を感じることができます。
霜降はいつ?と期間
霜降は、だいたい毎年10月23日頃で、次の節気である「立冬(りっとう)」までの約15日間がその期間です。
2025年:10月23日(~11月6日まで)
2026年:10月23日(~11月6日まで)
2027年:10月24日(~11月7日まで)
霜降(そうこう)に楽しむ旬のもの
霜降の期間の行事や味わえる食べ物、見頃を迎える花をご紹介します。
霜降期間の行事やイベント
霜降の時期に行われるの行事やイベントです。
文化の日
霜降り時期には、11月3日に「文化の日」という祝日があります。
この日は、1948年に自由と平和の精神を大切にし、文化活動を促進することを目的として制定された祝日で、科学や芸術分野で顕著な業績を残した人々に文化勲章が授けられる式典もあります。
ハロウィン
10月31日のハロウィンも秋の楽しみの一つです。
もともとは、ケルト民族のお祭りで欧米の伝統行事ですが、日本でも今では仮装パーティーやパレードなど、秋のイベントとして定着しています。
霜降に楽しむ季節の食材
霜降の時期に旬を迎える食材です。
カブ
カブには年に二度、美味しくなる時期があります。春のカブは柔らかさが魅力で、秋にはより甘みが増してきます。
むかご

山芋の一種であるむかごは、10月から11月にかけて旬を迎える山芋の葉の根元にできる小さな球形の芋です。
もちもちとした独特の食感でと、皮ごと食べられるんですよ。
銀杏(ぎんなん)
ぎんなんは、秋に最も美味しい時期を迎えるイチョウの実のことで、中心部分だけが食用にされ、独特のやわらかさと苦味がある風味が楽しめます。
茶碗蒸しに入っているのが定番ですが、揚げて食べるのもおすすめです。
鮭
鮭は、北海道の川で生まれ、数年間海を回遊した後、秋に産卵のため故郷の川へ戻ってきます。
この時期の鮭は、脂ののりが少なめでさっぱりとしています。
カマス

カマスも、春と秋に旬を迎える魚です。秋になると「秋カマス」や「本カマス」と呼ばれ、この時期には脂がのっていて、特に美味しくなります。
霜降の時期の花や植物
霜降の時期に見頃を迎えるおすすめの花をいくつかご紹介します。
ネリネ(ダイヤモンドリリー)

花びらが光を反射してキラキラ輝くような質感が特徴で、「ダイヤモンドリリー」とも呼ばれています。
ヒガンバナ科の植物で、彼岸花(ヒガンバナ)によく似た小さな百合のような花を咲かせるネリネ(ダイヤモンドリリー)は10月中旬~12月中旬ごろが開花時期で、10月~11月にかけて見頃を迎えます。
ピンクや赤、白、オレンジ、紫といった様々な色の花を咲かせ、花もちが1ヶ月近くと長いので切り花が人気です。
サフラン

パエリアなどの料理に使われる印象の強いサフランの花は、10~11月に花が咲くクロッカスの仲間で球根から育てる植物です。
スパイスとして使われているのは、1つの花から3本しか取れない貴重な花の雌しべなのですが、紫色の花もきれいなので観賞用にもなっています。
霜降はいつ?読み方や旬の食べ物や行事などをご紹介のまとめ
霜降は、晩秋の象徴とされる時期で暦上では秋の終わりを告げる節気です。
朝晩の空気もさらに冷え込み、一部の地域では霜が見られることもありますが、この冷え込みは冬の足音を感じさせ、そろそろ冬支度を始める合図ともなります。
冬の到来に備える準備を進めながら、ハロウィンなどのイベントや紅葉狩りを楽しみたいですね。
