太陽の光が徐々に強くなり、植物が新緑で覆われ成長をし続ける季節の小満(しょうまん)です。
この時期には、夏に向けて衣替えをする時期でもあり、秋に蒔かれた麦が実をつけ始めます。
今回は「小満」という節気がどのような意味を持ち、どんな背景があるのかや「小満」の時期に旬を迎える食べ物や花についてをご紹介します。
- *この記事からわかること*
- ・小満とはどのような時期?
- ・小満はいつ?
- ・小満の時期に旬を迎える食べ物や花は?
梅雨時期目前!小満(しょうまん)とは
小満(しょうまん)とは、二十四節気の中では8番目であり、夏の2番目に位置する時期で、立夏(りっか)の後、次に訪れる芒種(ぼうしゅ)へと続きます。
小満は、
自然いっぱいに、植物がぐんぐん育ち始める美しい時期
という意味合いを持っています。
この時期には太陽の光がだんだんと強くなり、秋にまかれた麦が実り、収穫の時を迎えます。
また、天気が不安定になることがあり、「走り梅雨」とも呼ばれることがあるそうです。
そんな時期を過ぎると、晴れ間が見えてきて、徐々に本格的な梅雨の季節へと変わっていきます。
小満の期間
小満は、だいたい毎年5月21日頃で、次の節気である「芒種(ぼうしゅ)」までの約15日間がその期間です。
2025年:5月21日(~6月4日まで)
2026年:5月21日(~6月5日まで)
2027年:5月21日(~6月5日まで)
小満(しょうまん)に楽しむ旬のもの
小満(しょうまん)の時期を実感できるような行事や味わえる食べ物、見頃を迎える花をご紹介します。
小満の期間の関連行事
小満(しょうまん)の時期に行われるの行事やイベントです。
氷の朔日(こおりのついたち)

旧暦でいう6月1日の小満の伝統的な行事として、「氷の朔日」という日があります。
江戸時代にはこの日になると、氷を将軍様に献上するという風習がありました。
当時は冷蔵庫などがなく、氷は一般の人々にとってはなかなか手に入らない、大変貴重なものでしたが宮中では、冬に自然に作られた氷を集めておいたり、氷室で大切に保存された氷をこの特別な日に使って、暑さを少し和らげたり、儀式を行ったと伝えられています。
そして、この日に正月に凍らせておいたお餅を炒って食べ、お餅を食べることで、歯を丈夫にしようという「歯固め」という習わしもあり、この風習が続いている地域もあります。
衣替え
6月1日は、衣類を夏仕様に変えるタイミングとされ、学校や会社も夏服に切り替わります。
冬物を片付ける時期としてもちょうどよさそうです。
本格的な梅雨前の走り梅雨の時期でもありますが、気温も高くなってきているので天気がいい日は洗濯物も乾きやすくちょうどいいですね。
衣替えは、昔の平安時代から宮中行事として行われていた慣習の一つでもあります。
潮干狩り
潮干狩りは、「大潮」と言って、潮の満ち引きの差が普段よりもずっと大きくなるだいたい旧暦の15日ごろに行うといいとされています。

潮の満ち引きの差が大きいので貝を見つけやすくなりますよ。
小満に楽しむ季節の食材
小満の時期に旬を迎える食材です。
そら豆(筍)
初夏といえばそら豆の美味しい季節です。
4月から6月にかけてが旬で、この時期のそら豆は特に風味豊かです。
枇杷(びわ)

初夏の味覚の一つの果物「枇杷(びわ)」は自然栽培のものは、5月から6月にかけてが旬です。
さくらんぼ
さくらんぼの旬は種類によって少し違いますが、ハウス栽培は4月あたりから見かけ始めますがだいたい5月から7月ごろが一番美味しい時期とされています。
人気がある「佐藤錦」は、雨が多い梅雨の時期、6月から7月の初めにかけてが一番の旬と言われています。
鱚(キス)

初夏から夏にかけてが美味しい時期を迎える鱚です。
産卵前の特に6月から10月にかけては、身が引き締まり脂ものっています。
小満(しょうまん)の時期の花や植物
小満の時期に見頃を迎えるおすすめの花をいくつかご紹介します。
紅花(べにばな)

5月~7月頃が開花時期の花で、6月下旬~7月上旬頃に見頃を迎えます。
金魚草(キンギョソウ)

4月~6月頃に開花時期を迎える花ですが、冬の時期に開花する品種もあります。
花の色も多彩で、白、黄、ピンク、オレンジ、赤、ワインレッドなどがあり、色の濃淡の幅も広いです。
バラ(薔薇)
春バラは5月上旬~5月下旬頃に見頃を迎えます。
二十四節気:小満(しょうまん)の意味や時期!次の節気は?のまとめ
暑い夏を前に雨が多くなる季節を控えた小満(しょうまん)です。
夏の衣替えをする時期になりますが、洗濯もはかどってくる季節になります。
梅雨前の時期を前に外に出かけるのもいい気候なのでアウトドアを楽しむのもいいかもしれませんね。
