秋が深まると共に、朝晩はかなり冷えるようになる時期の寒露(かんろ)です。
夜が長くなり、朝の露が冷たく冷え込みは強まるものの、空は澄み切って秋晴れの日が多くなります。
今回は「寒露」という節気の意味や、旬を迎える食べ物や花などについてをご紹介します。
- *この記事からわかること*
- ・寒露はいつ?
- ・寒露の意味は?
- ・寒露の時期に旬を迎える食べ物や花は?
朝晩はかなり冷える!寒露(かんろ)とは
寒露(かんろ)とは、二十四節気の中では17番目であり、秋の5番目に位置する時期で、秋分(しゅうぶん)の後、次に訪れる霜降(そうこう)の前に位置する季節の節目です。
寒露は、
寒さが増して朝の植物に冷たい露が付く時期
を指し、霜が降りるほどに冷え込むことを示しています。
この季節になると、秋も深まり、秋らしい雨が少なくなり、日中は気持ちの良い晴天が多くなります。
ただ、朝晩はずいぶん冷えるようになるので、服装を暖かくする必要があります。
寒露(かんろ)の期間
寒露は、だいたい毎年10月8日日頃で、次の節気である「霜降(そうこう)」までの約15日間がその期間です。
2025年:10月8日(~10月22日まで)
2026年:10月8日(~10月22日まで)
2027年:10月8日(~10月23日まで)
寒露(かんろ)に楽しむ旬のもの
寒露の時期を実感できるような行事や味わえる食べ物、見頃を迎える花をご紹介します。
寒露の期間の行事やイベント
寒露の時期に行われるの行事やイベントです。
十三夜(じゅうさんや)
中秋の名月である十五夜はよく知られていますが、「十三夜」というお月見がありますが、十三夜は旧暦の9月13日の夜にあたり、新暦でいうと10月の中旬から下旬ごろになります。
十三夜の月は、完全な満月ではなく少し欠けている形が特徴ですがこの時期の名月となります。
スポーツの日
日本の国民の祝日の一つ「体育の日」と呼ばれていた10月の第2月曜日は、2020年の東京オリンピックを記念して「スポーツの日」に名前が変わりました。
寒露(かんろ)に楽しむ季節の食材
寒露の時期に旬を迎える食材です。
鯖(サバ)

秋から冬にかけての「秋サバ」は、特に脂が乗っていて美味しいです。
ししゃも

ししゃもは、北海道の太平洋沿岸の限られた地域でしか獲れない大変貴重な魚で、10月から11月にかけての漁期に獲れるししゃもは、特に美味しくなります。
しかし、市場で見かけるししゃもの多くは、本当のししゃもではなく「カペリン」という魚で「樺太(カラフト)ししゃも」と呼ばれたりします。
本物のししゃもを味わいたい場合は、北海道の近くのお店で新鮮なししゃものお寿司を試すのがおすすめです。
さつまいも
サツマイモは秋が旬で、収穫してから少し時間が経つと、さらに甘く、ねっとりした食感になって美味しくなります。
きのこ類
今では1年を通して食されていますが、自然に生育しているキノコの最盛期といえばやっぱり秋です。
- きのこ類それぞれの旬の時期
- ・松茸(9月~10月ごろ)
- ・舞茸(9月中旬~10月中旬ごろ)
- ・しいたけ(9月~11月ごろ)
寒露(かんろ)の時期の花々とその見頃
寒露の時期に見頃を迎えるおすすめの花をいくつかご紹介します。
ダリア

夏の終わりから秋にかけて、7月から10月に開花します。
ダリアは特に涼しい時期の初めと終わり、つまり7月初旬と10月下旬に最も美しく咲くため全国にあるダリア園では、10月が最も花が多く見られる時期とされています。
菊
菊の花は、9月から11月にかけての秋に開花します。特に、秋が深まり、木々の葉が色づく10月から11月が最も見頃となります。この時期には、多くの場所で菊花展が開催され、菊の美しさを堪能することができます。
お茶の花

お茶の花は、新茶の季節である春ではなく、秋に咲くことが特徴です。特に10月から11月にかけてが見頃で、この時期にお茶の花を楽しむことができます。
冷え込みが強まる寒露(かんろ)!日付や旬の物をご紹介のまとめ
寒露の時期になると、朝夜の気温はグッと下がりますが、日中は爽やかで快適な秋晴れの日が多くなり行楽にぴったりです。
また、寒露の季節は、空気が澄みわたっているため夜空の月や星が普段よりも美しく、十三夜の少し欠けた月も独特の美しさがありますので、ぜひこの機会にお月見を楽しんでみてください。
秋の中でも特に過ごしやすい時期ですが冷え込みもきつくなってくるので、そろそろ秋らしい服装を取り入れる時期になります。
美味しい秋の味覚を味わいつつ、近くなってきた冬に向けての準備を始めていきたい季節です。

