依存という漢字。
「いぞん」と読んでしまっているけどテレビのニュースなどでは「いそん」と読んでいるのを聞いたことがありませんか。
「いぞん」は間違った読み方?
本当は「いそん」なのかな?
「いそん」って読み方が間違っているんじゃないの?
と疑問に思ってしまいます。
今回は「依存」の読み方は「いそん」と「いぞん」どっちなのかや意味、「異存」との違いについても掘り下げてお届けします。
依存の発音:「いそん」と「いぞん」どっちが正しい?
結論としては、「いぞん」と「いそん」どちらでも間違いではありません。
もともとの依存の読み方は「いそん」とされていますが、現代では「いそん」も「いぞん」も広く認められています。
「依存」の「存」の部分は「そん」または「ぞん」と読むことができ、「いぞん」と発音されることが今は多いですが元々「いそん」が正しい読み方とされていたのが、「いぞん」という読み方が広まった結果として間違いではないと認められる慣用読みとなったのです。
そのため、現在では「いそん」と「いぞん」とされているどちらの発音も正しいとされています。
依存(いぞん・いそん)の意味と使い分け
「依存」の「依」という言葉は、「よる」と読み、何かに頼ったり、寄りかかったりする意味があり「在」は存在することを示します。
二つの漢字の意味が重なって「依存」は「他の何かに頼って存在する」という意味になります。
読み方はどちらでも間違いではありませんし、意味の違いもないので使い分けも必要はありません。

人によって読み方が違うというだけなのです
「存」が入った言葉の読み方
「そん」と「ぞん」でそれぞれ読まれる言葉、「そん」「ぞん」どちらも読まれる言葉を紹介します。
存が「そん」と読まれる言葉
- 自存(じそん)
- 存続(そんぞく)
- 存亡(そんぼう)
存が「ぞん」と読まれる言葉
- 温存(おんぞん)
- 存命(ぞんめい)
- 所存(しょぞん)
- 生存(せいぞん)
- 保存(ほぞん)
- 一存(いちぞん)
- 異存(いぞん)
存が「そん」「ぞん」どちらでも読まれる言葉
- 依存(いそん・いぞん)
- 共存(きょうそん・ぎょうぞん)
- 現存(げんそん・げんぞん)
- 既存(きそん・きぞん)
- 残存(ざんそん・ざんぞん)
「そん」を含む言葉は慣用読みのものもありますが、どちらかというと「ぞん」と読まれることが多いことがわかりますね。
異存(いぞん)の意味
「いぞん」という読み方で「異存」と書く漢字の言葉がありますが、この「異存」はどういう意味なのでしょうか。
「異存」とは、一般的ではない意見や反対の考えを意味する言葉です。
この言葉の「異」は「違う」や「別の」といった意味を持ち、「存在」は「存在する」という意味です。
例えば、「ご提案の内容に異存はございません」と言うように使います。
わかりやすく言うと、「ご提案の内容に胃(異なる意見が)存(存在:ある)はございません(否定)」になります。
依存とは全く違った意味となりますが存という文字は「存在」を表すのは同じです。
ちなみに異存は「いぞん」と読まれます。
いぞん と いぞんどっち?依存の正しい読み方 のまとめ
「依存」の読み方は「いぞん」と「いそん」どちらでも間違いではないということがわかりました。
「依存」の「存」の部分は「そん」または「ぞん」と読むことができ、元々「いそん」が正しい読み方とされていたのが、「いぞん」という読み方が広まり慣用読みとなり、今では現代では「いそん」も「いぞん」も広く認められています。
「いぞん」という読み方で「異存」と書く漢字の言葉がありますが、「異存」の意味は「一般的ではない意見や反対の考えを意味する言葉」です。
「依存」を「いぞん」と読んだり聞き慣れていると「いそん」と聞くと違和感がありますが、「いそん」「いぞん」どちらも間違いではなく意味も同じなので人によって読み方が違うだけということなのです。