日中の暑さも和らぎ、だんだんと秋の深まりを感じる季節の白露(はくろ)です。
「白露」は「はくろ」と「しらつゆ」の2つの読み方がありますが、二十四節気においては「はくろ」と呼ばれることが多いです。
白露の時期は、夏から秋への移り変わりを感じ、気候の変化が目まぐるしく、また台風が多くなる時期でもあります。
今回は「白露」という節気がどのような意味を持ち、どんな背景があるのかや旬を迎える食べ物や花についてご紹介します。
- *この記事からわかること*
- ・白露とはどのような時期?
- ・今年の白露はいつ?
- ・白露の時期に旬を迎える食べ物や花は?
梅雨に入る時期!白露(はくろ)とは
白露(はくろ)とは、二十四節気の中では15番目であり、秋の3番目に位置する時期で、処暑(しょしょ)の後、次に訪れる秋分(しゅうぶん)の前に位置する季節の節目です。
白露は
空気が涼しくなってくると、植物についた小さな露が朝日に照らされて白く輝く
という意味合いを持っています。
夏の暑さがまだ残る日中とは違い、夕方は少し早く感じられ、朝と夜には心地よい涼しさが広がります。
この季節になると、特に地面に近い草花に露がつくのが一つの特徴となっています。
白露の季節が終わり、秋分に差し掛かるころには、夏の残りの暑さも和らぎ、だんだんと秋の深まりを感じ始めることでしょう。
白露(はくろ)はいつ?
白露は、だいたい毎年9月7日頃で、次の節気である「秋分」までの約15日間がその期間です。
2025年:9月7日(~9月22日まで)
2026年:9月7日(~9月22日まで)
2027年:9月8日(~9月22日まで)
白露(はくろ)に楽しむ旬のもの
白露の時期を実感できるような行事や味わえる食べ物、見頃を迎える花をご紹介します。
白露(はくろ)の期間の行事
白露の時期に行われる行事やイベントです。
重陽(ちょうよう)の節句

9月9日は、五節句の一つである「重陽の節句」と呼ばれる特別な日です。
重陽の節句は、人々が長生きを願って祝う日で、その象徴として菊の花が使われます。
この日には、栗ごはんやナスの料理、さらに菊を使った料理などを楽しむ習慣があります。
お月見(十五夜・中秋の名月)

9月の中旬から10月の上旬にかけて、空気が澄んできれいな月が見えるようになるこの時期に「中秋の名月」、別名「十五夜」が訪れます。
敬老の日
9月の第三月曜日は敬老の日です。
この日は、おじいちゃんやおばあちゃんへの感謝と尊敬の気持ちを表す大切な日で、様々な行事やお祝いが行われます。
岸和田だんじり祭り
敬老の日の直前の週末には、4トンものだんじりを勢いよく引き回し、毎年多くの人々を魅了する岸和田だんじり祭が大阪で開催されます。
この祭りは約300年の長い歴史を持ち、豊作を祈る祭りから始まったとされています。
白露(はくろ)に楽しむ季節の食材
白露の時期にはこのような食材が旬を迎えます。
栗
白露の時期に出始め、9月中旬から10月中旬くらいまでがシーズンの栗は秋を感じさせます。
その外には
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- サンマ(秋刀魚)
- カボス・スダチ
- 梨
- ブドウ
など前の節気「処暑」と旬の食材はほぼ同じです。
白露(はくろ)の時期の花や植物
小満の時期に見頃を迎えるおすすめの花をいくつかご紹介します。
秋桜(コスモス)
品種などによって異なりますが、おおむね6月~11月にかけてと開花時期が長いコスモスです。
りんどう

開花時期は、だいたい8月から11月にかけてですが、りんどうの花が最も美しく咲くのは秋の季節とされていて9月には特にたくさんの花を見ることができます。
二十四節気:白露(はくろ)はいつ?意味や由来や旬の食べ物をご紹介のまとめ
白露の季節になると、日中はまだ夏の名残りの暑さがありますが、朝晩には秋の涼しさを感じるようになり、夏から秋への移り変わりを感じることができる時期です。
秋の訪れを告げる食材が登場し始め、栗やサンマ、梨など、秋の味覚が食卓を彩り、食欲の秋到来です。
秋らしい風情を感じながら、秋らしい旬の食べ物を味わって過ごしたいですね。
