4月は本格的な春の到来とともに、自然が生き生きとしてきます。
4月も日本では色々な古くからの伝統行事やイベントが行われます。
春の訪れとともに新年度の始まりでもある4月にどんな特別な行事やイベントがあるのかをお届けします。
4月1日:エイプリルフール(April Fools’ Day)
エイプリルフールは毎年4月1日にいたずらやジョークを楽しみ交流を深める日です。
エイプリルフールはApril Fools’ Dayと表記され「フール(Fool)」という言葉は「だまされた人」という意味を持っています。
日本では、江戸時代までの4月1日は中国から伝わったといわれる「不義理の日」として知られていて、この日は、普段連絡を怠っている人に対して手紙を書いてご無沙汰していることや、嘘をついてしまったり借金の返済が遅れていることに対してもを詫びる日とされていました。
エイプリルフールは世界中で楽しまれている共通のイベントですが、最近では無害ないたずらやジョークはイギリス発祥のルールの「午前中だけ」で午後はネタばらしというのが広まってきているところもあるようです。
4月2日:輪王寺の強飯式(ごうはんしき)
日光山輪王寺の本堂(三仏堂)で行われる「強飯式」は、毎年4月2日に栃木県日光市で開催される修験道の伝統的な行事です。
「強飯式」(ごうはんしき)という名前は、頂戴人(ちょうだいにん)と呼ばれる、参加者が運び込まれる山盛りのご飯三升を
残さず頂戴しろ
一粒たりとも残すな
もっと食べろ
など、食を強いる「日光責め(にっこうぜめ)」とも呼ばれる儀式です。

実際に食べることはないそうです。
様々なご利益がもたらせられるといわれていますが、この儀式にはご祈祷を申し込めば参列することができます。
4月4日ころ:清明(せいめい)
清明は二十四節気の一つで、春が近づき、新しい季節が始まる時期を表す節気を表します。

4月8日:花祭り
花まつりは、毎年4月8日に仏教釈迦様の誕生を祝うお祭りです。
この日は「灌仏会(かんぶつえ)」や「仏生会(ぶっしょうえ)」とも呼ばれ、春の美しい花々が咲く時期に行われるため、「花まつり」として知られています。
花まつりは、お釈迦様の誕生を祝いながら、華やかな雰囲気の中で春の訪れを楽しむことができます。
4月14日、15日:春の高山祭(たかやままつり)

春の高山祭、別名「山王祭(さんのうまつり)」は岐阜県飛騨高山の日枝神社で行われる年中行事です。
この祭りの目玉は、国の重要な有形民俗文化財に指定されている12台の壮麗な祭屋台が集まるとともに、特に3台の屋台で行われるからくり奉納は、人形が躍動的で繊細な演技を披露することで知られ、多くの観客を引きつけます。
祭りでは、伝統的な衣装を身に着けた何百人もの参加者が獅子舞や闘鶏楽(とうけいらく)、雅楽や囃子などの伝統芸能に合わせて町を練り歩きます。
夜になると、各屋台に約100個の提灯を灯し、夜空を美しく彩ります。これらの催しは、春の訪れを高山に告げ、訪れる人々に美しい光景を提供します。
4月20日ころ:穀雨
春の終わり頃を示し、多くの作物に恵みをもたらす雨が特徴の時期の二十四節気の一つ、穀雨(こくう)です。

4月29日:昭和の日
昭和天皇の御誕生日でゴールデンウィークの始まりを告げる国民の祝日でもある昭和の日です。

4月第4日曜日:孔子祭(こうしまつり)【湯島聖堂】

孔子祭(こうしまつり)は、儒教の創始者である孔子の誕生を祝う伝統的なお祭りで釈奠(せきてん)とも呼ばれます。
開催時期は、開催場所や地域によって異なりますが東京都文京区にある湯島聖堂では毎年4月第4日曜日に孔子祭が開催されます。
この祭りは中国から伝わり、日本では特に湯島聖堂で有名です。
寛永10年に、儒学者の林羅山が上野の忍岡邸でこの祭りを行ったことが最初のこの祭では、お酒や生鯉、野菜などの供え物を用意し、煎茶道の家元が献茶を行ったり、高校生が「孔子頌徳の歌」 を披露するなどのさまざまな行事が行われます。
4月その他の行事・イベント・暦の日
その他にも4月に行われるイベントや行事、4月にまつわることについて見ていきましょう。
イースター
※イースターの日は毎年変わります。

イースターは、イエス・キリストが復活したことをお祝いするキリスト教のお祭りで、日本では「復活祭」や「復活節」とも呼ばれます。
イースターの日にちは、春分の日の後に来る最初の満月の次の日曜日に決められていますが、キリスト教の宗派によってカレンダーの計算方法が異なるため、毎年その日付が少しずつ変わります。
十三参り(3月13日~5月13日)
十三参りは、生まれて十二支を一周した数え年で13歳(満年齢で12歳)の子どもたちが、成長してきたことへの感謝と、これからの成長を願って虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)という仏様を祀っているお寺や神社にお参りする行事です。
虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)とは知恵を授ける菩薩として知られる、13番目の菩薩です。
この習慣は平安時代に清和天皇が13歳の時に京都の法輪寺で成人式を行ったことから始まったとされ、関西を中心に行われてきたものが全国に広がりつつあります。
十三参りのお参りは厳密にいうと旧暦の3月13日、新暦では4月13日になりますが、4月は忙しい方も多い時期なので3月から5月にかけてが参拝時期とされています。
ゴールデンウィーク
年末年始の長いお休み以来の休日が集中する4月末から5月初めにかけての期間です。


入学式・入社式

4月といえば入学式や入社式ですね。
新入学や新社会人の制服やスーツなどの装いが新鮮に感じられます。
お花見
桜のお花見期間といえば4月を思う方も多いのではないでしょうか。
潮干狩り

アサリなどの貝が栄養を蓄え、産卵に備えるために身が大きく太り、特に美味しいと言われる時期は3月中旬から6月頃ですが、4月から5月にかけての大潮の日は潮がよく引き、貝を採りやすくなるので潮干狩りに最適な時期になります。
潮の満ち引きは日によって違うのと、地域によって身の大きくなる美味しい時期は違ってくるので、潮干狩り情報は必ずチェックしてくださいね。

私の地元では潮干狩りと言わず「貝ほり」と言います
4月の暦と伝統行事の一覧!由来や意味と季節のイベント のまとめ
4月の暦や伝統行事とイベントの由来や意味などについてをお届けしました。
4月1日:エイプリルフール
4月2日:輪王寺の強飯式
4月4日ころ:清明(二十四節気)
4月8日:花祭り
4月14日、15日:春の高山祭
4月20日ころ:穀雨(二十四節気)
4月29日:昭和の日
4月第4日曜日:孔子祭【湯島聖堂】
4月の行事やイベントは春の到来の季節の変化を楽しめそうです。
月末からはゴールデンウィークも控え、暖かくなってきて出かけやすくなりますので、新年度と共に日々を充実させていきたいですね。