マークシート形式の試験では、「どんな鉛筆を使うか」が意外と重要なポイントです。
芯の濃さや硬さによって、読み取り機の認識に差が出ることもあり、適切な筆記具を選ばないと本来の実力が正しく反映されない場合もあります。
この記事では、マークシートに最適な鉛筆の選び方や、おすすめのブランド、鉛筆とシャーペンの違い、試験ごとの筆記具の決まりまで、わかりやすく解説しています。
マークシート対応の試験などを控えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
マークシート用鉛筆の重要性

マークシートとは、専用の解答用紙に黒く塗りつぶすことで選択肢を記入する形式の試験です。
専用機械が記入された箇所を読み取って採点を行うため、塗りつぶす筆記具の種類や濃さが非常に重要になります。
マークシート用鉛筆が必要な理由
指定の筆記具以外では読み取りミスが起こることがあります。
試験要項で「鉛筆(HBまたはB)」などと指定されるのは、読み取り精度を確保するためです。
適切な鉛筆を使わなければ、本来の実力が反映されない可能性もあるのです。
マークシート用鉛筆の特徴

濃さの重要性
マークシート試験では、短時間でしっかりと塗りつぶすことで読み取り機にも正確に認識されやすくなります。
使い心地の好みにもよりますが、指定されている濃さがBかHの場合を比較するとBの方が色が濃いが芯はやわらかめでHBは硬めの芯で色がBよりは薄くなりやすいという違いがあります。
どちらにしてもしっかり塗りつぶすことが一番大切なので、筆圧や好みに合わせて選ぶといいですね。
鉛筆芯の硬度と適正な種類
芯がやわらかいBや2Bは、筆圧が弱くても濃く書けるので疲れにくく、長時間の試験や問題数の多い試験に向いています。
Bの数字が大きくなるほど芯が柔らかいので消しやすく修正しやすいです。
3B以上になると芯が柔らかすぎて折れやすい点に注意が必要です。
おすすめのマークシート用鉛筆
マークシート試験に向いている鉛筆としてよく名前が挙がるのが、三菱鉛筆(uni)とトンボ鉛筆(MONO)です。
どちらも長年にわたり文房具の定番ブランドとして知られており、品質の高さと安定した書き心地に定評があります。
これらのブランドからは、マークシート用に開発された専用モデルも販売されており、受験生や資格試験の受験者から広く支持されています。
三菱鉛筆とトンボ鉛筆の違い
三菱鉛筆のuniシリーズは、芯のなめらかさと濃さに定評があります。
トンボのMONOシリーズは消しゴムとセットで使いやすく、文字がきれいに見えるのが特徴です。
どちらも高品質ですが、好みによって使い分けると良いでしょう。
uniとMONOの特徴
uni
三菱鉛筆のuniシリーズは、芯がとてもなめらかで書き心地が軽く、かつ発色が濃いため、マークがくっきりと仕上がります。
特に、短時間で多くの問題を解くような試験では、スムーズな筆記ができる点が大きな強みです。
滑らかで濃い発色、疲れにくい書き心地。試験に特化した「uni Mark Sheet」シリーズがあります。
MONO
トンボ鉛筆のMONOシリーズは、芯の硬さや濃さに加えて、消しゴムとの組み合わせで非常に高い評価を得ています。
芯が折れにくく、はっきりとした文字が書けるため、読み取り機との相性も良好です。
ミスしてもきれいに消せるのも大きなメリットで、くっきりとした線や消しやすさが魅力、さらに鉛筆のデザインもシンプルで人気があります。
マークシート:鉛筆 vs シャーペン
シャープペンシルは芯を出す手間があり、芯が途中で折れてしまうリスクもあります。
鉛筆と比べて芯の太さも一般的に細いため、マークを塗るのに時間がかかったり、芯が折れたり、特に試験中は焦りや緊張から芯の交換にも手間取ってしまうことがあります。
その点、鉛筆は芯の出し入れが不要で、太さもマークにちょうど良いため、スムーズかつ効率的にマークを塗ることができます。
「マークシート対応」のシャーペンは、芯が太め(0.9mmや1.3mm)で濃いものが選ばれており、塗りつぶしやすさも考慮されています。
▼▼えんぴつみたいなシャープペン
記入のしやすさ
鉛筆は芯の太さと濃さのバランスが良く、広い範囲を短時間でしっかり塗りつぶすことができます。
特にB以上の鉛筆であれば、強い筆圧をかけなくても濃くマークできるため、手や腕への負担も少なく、長時間の試験でも疲れにくいというメリットがあります。
シャープペンでは塗りが均一になりにくく、ムラが出ることもあります。
採点への影響
試験ではマークシートの読み取り機が正しく認識することが求められます。
薄いマークは機械に読み取られず、解答が記録されない可能性もあります。
シャープペンで書いたマークが薄かったり細すぎたりすると、空欄とみなされることもあるため注意が必要です。

鉛筆の方が安定して濃くマークできるため、読み取りミスを防ぐ意味でもより信頼性が高いといえます。
マークシート用筆記具の鉛筆の指定と選び方

試験によって指定される鉛筆の濃さや硬度は異なります。
使用できる鉛筆の種類が試験要項で明確に指定されている場合もあるので、事前に確認しておくことが大切です。
以下に、代表的な試験ごとのおすすめの鉛筆タイプを紹介します。
TOEIC
TOEICは
HBの鉛筆(またはシャープペンシル)をご使用ください。
と指定されています。
会場によっては鉛筆が用意されている場合もありますが、慣れた筆記具を使う方が安心できるため、持参しましょう。
行政書士
行政書士は
BかHBの黒鉛筆又はシャープペンシル
と指定されています。
試験時間が長くマークの量も多いため、Bのように濃くて柔らかめの芯が向いています。
疲れにくく、確実にマークできることが重視されるので、筆圧が弱くても濃く塗れる鉛筆が理想です。
英検
英検は
HBの黒鉛筆(シャープペンシル可)
と指定されています。
簿記
簿記は
HBまたはBの黒鉛筆、シャープペン
と指定されています。簿記検定はスピードと正確さが求められる試験であり、記述も多くなりがちです。
解答スピードを高めるには、軽い力でしっかりマークできる鉛筆が適しています。
鉛筆の持ち替え回数を減らすために、2〜3本を事前に用意しておくと安心です。
宅地建物取引士(宅建)
宅地建物取引士(宅建)は
BかHBの黒鉛筆又はシャープペンシル
と指定されています。
宅地建物取引士(宅建)試験では、正確なマークが求められるため、芯が濃く折れにくい濃さの鉛筆が向いています。
試験時間が長くスピードと正確さが求められる試験なので、軽い力でしっかりマークできる鉛筆が適しています。
マークの正確さを保つために
正確な採点のためには、マークの形や濃さが読み取り機にきちんと認識されることが重要です。
ムラなく塗れる鉛筆を選ぶことで、丸いマークがくっきり仕上がり、誤認識のリスクを下げられます。
また、芯の中心がしっかりしていて折れにくい鉛筆は、途中で芯が割れたりカスが残ったりする心配が少なく、安定してマークすることができます。
芯の品質は見た目ではわかりにくいですが、信頼できるメーカーのものを選ぶことが大切です。
また、念を入れてマークシート用消しゴムを用意してもいいかもしれません。
マークシート用消しゴム
マークミスをしたときにしっかり消せるかどうかも大切です。
消し残しがあると「二重解答」と判定されて減点や無効にされてしまう可能性があったり、消したくない部分まで消えてしまうのは避けたいところです。
マークシート専用の消しゴムは、、狭いマーク欄でも正確に消しやすいように作られています。
また、試験中でも使いやすいように持ちやすさや欠けにくさもポイントになります。
マークシートボールペンで書くとどうなる
マークシートをボールペンで塗ってしまうと、機械が認識できず「未解答」扱いになってしまうことが多くあります。
基本的にマークシートは鉛筆またはシャーペンと指定された筆記具で行うことがルールとなっているため、ボールペンは絶対に使用しないようにしましょう。
マークシート用鉛筆の濃さの選び方!HB・B・2Bどれが正解? のまとめ
マークシート形式の試験では、どの鉛筆を選ぶかによって、記入のしやすさや採点の正確さに差が出ることがあります。
鉛筆の濃さや硬さ、消しゴムの使いやすさなど、少しの工夫で試験中の安心感や集中力にもつながります。
「ただ塗るだけ」と思われがちなマークも、道具ひとつでぐんと快適になるものです。
今回ご紹介したポイントを参考に、自分に合った筆記具を見つけて、本番に向けてしっかり準備して勉強した力を出しきりたいですね。



