重曹・クエン酸・セスキ・アルカリ電解水・ウタマロ…家にいろんな洗剤はあるけど、どれが一番効果的なのか使い分けが分からないということはありませんか。
掃除グッズが増えてくると、「結局どれをどこに使えばいいの?」と迷いやすくなります。
この記事では、汚れを見たら“これ”を選べるように、早見表と分岐でまとめます。
結論:選ぶコツは“汚れのタイプ”を見るだけ

洗剤選びで迷う原因は、アイテムが多いことではなく、汚れが何系か分からないことがほとんどです。
ここでは先に、「汚れ→まず使う」を一覧で出します。
汚れ別・最初の一手(ここだけ見ればOK)
| 汚れの見た目・触った感じ | まず使う(おすすめ) | うまくいかない時の次の手 |
|---|---|---|
| ベタベタする(油・手垢・皮脂) | セスキ/アルカリ電解水 | 中性で一度リセット → もう一度セスキ/電解水 |
| 白く固い・ザラザラする(水垢っぽい) | クエン酸 | 白い汚れだけに“湿布”で当てる |
| 黒い・茶色い・こげついている(焦げ) | 重曹 | 煮る→放置をもう1回 |
| とにかく迷う、素材が心配 | 中性(ウタマロ等) | 落ち方を見て、油ならセスキ/水垢ならクエン酸へ |
3秒で決めたい人向け:ざっくり分岐
迷ったらこの4つだけ覚えるとラクです。
- 油・手垢・ベタつき → セスキ/アルカリ電解水
- 白いザラつき(水垢) → クエン酸
- 焦げ・こびりつき → 重曹
- 迷う・素材が不安→ 中性(ウタマロ等)をまず使う
洗剤の5種類をひと言で用途別整理
ここは「成分の授業」ではなく、「役割分担」をつかむパートです。
得意な汚れだけ押さえておけば、掃除はかなりラクになります。
洗剤それぞれの役割分担
- 重曹:焦げ・こびりつきをゆるめたいとき
- セスキ:油・手垢をスプレーで落としたいとき
- クエン酸:水垢・白い汚れに当てたいとき
- アルカリ電解水:油・皮脂を拭き掃除で時短したいとき
- ウタマロ等(中性):迷ったら最初の1本として使いやすい
その他:家にありがちな洗剤(これもよく出てきます)
- 酸素系漂白剤(オキシ系・過炭酸ナトリウム):つけ置きでまとめて落としたいとき
- 塩素系漂白剤(ハイター系・カビ取り):目的が決まっている強め枠
- 食器用中性洗剤:素材が心配なときの「まずはここから」
- クレンザー(研磨剤入り):白いこびりつきが残った所を狙って落としたいとき
- パイプクリーナー(排水口用):他の洗剤と混ぜない前提で使うもの
- アルコールスプレー/除菌シート:拭き取り用として家電やテーブルで使いがち
場所別:どの洗剤をどこに使う?

ここからは「場所で考えたい」方向けに、具体例で使い分けをまとめます。
家の中で迷いがちな場所を先に押さえておくと、洗剤選びが早くなります。
キッチンのベタつき(コンロ・換気扇・壁・棚)
セスキ/アルカリ電解水(ベタつきが強いほど相性がいい)
軽い汚れなら中性でサッと拭いて終わりでもOKです。
ただ、触ると手に残るようなベタつきは、セスキやアルカリ電解水を使うと作業が短くなりやすいです。
仕上げに水拭き→乾拭きを入れると、拭きムラが残りにくくなります。
鍋・フライパンの焦げ(黒いこげつき)
重曹(煮る/ペースト/放置で“ゆるめる”)
焦げはゴシゴシ削るほど大変になりやすいので、まずは重曹で“ゆるめる”のがコツです。
フッ素加工の鍋やフライパンは、硬い道具でこすらず、放置で浮かせる方向が向いています。
- 目安:水200mlに重曹大さじ1(小鍋ならこれで十分)
- 弱火で10分ほど温める → 火を止めて冷めるまで置く
- 焦げが残るときは、そのまま数時間〜半日ほど放置してから、やわらかいスポンジで洗う
- 仕上げで“白っぽい跡”が気になるときは、水200mlにクエン酸小さじ1で3〜5分温めてから、よくすすぐ
シンク・蛇口の白い汚れ(水垢っぽいザラつき)
クエン酸(スプレー/湿布で当てる)
白いザラつきがあるときは、クエン酸を候補に入れると迷いにくいです。
汚れが混ざっていそうなときは、中性で一度洗ってからクエン酸にすると判断しやすくなります。
お風呂の汚れ(白い+ベタいが混ざりやすい)
白いウロコっぽさ → クエン酸寄り
皮脂っぽいベタつき → セスキ寄り
お風呂は汚れが混ざりやすいので、最初に中性で全体を洗ってから、残った“白い部分”だけクエン酸で当てると失敗が減りやすいです。
床・壁・家具などの拭き掃除(毎日の軽い汚れ)
中性(ウタマロ等)で全体を拭く → 落ちにくい所だけセスキ/電解水
家中の掃除をいきなり強めの洗剤で進めると、素材との相性が心配になります。
まずは中性で一度整えて、落ちない場所だけ強い方向に切り替えるとラクです。
家電・リモコン・スイッチ周り(液体が心配な場所)
- 洗剤を直接スプレーせず、布に含ませて拭く
- 最後に乾拭きを入れると、ベタつきや拭き跡が残りにくい
必ずチェック!やってはいけない注意点
家に洗剤が多すぎる問題を解決Q&A(FAQ)

最後に、家にある種類の中からどの洗剤を使えばいいのか迷いやすいポイントを短くまとめます。
Q. 重曹とセスキ、先に使うならどっち?
A. 迷ったら、ベタつき=セスキ焦げ・こびりつき=重曹で分けると外しにくいです。
Q. クエン酸は“どんな白い汚れ”に使う?
A. 蛇口やシンクの水垢のように、白く固くザラつく汚れで使いやすいです。混ざり汚れっぽいときは、中性で一度洗ってから当てると判断しやすくなります。
Q. アルカリ電解水は二度拭きが必要?
A. 使う場所と量によります。拭き残しが気になるときや、口に触れやすい場所に使ったときは、水拭きや乾拭きを足すと仕上がりが安定します。
Q. ウタマロ(中性)だけで全部いける?
A. 日常の軽い汚れにはとても便利です。落ちにくいと感じたら、油はセスキ/電解水、水垢はクエン酸、焦げは重曹へ切り替えると、作業が短く済みやすいです。
Q. 酸素系漂白剤(オキシ系)はどこで使う?
A. こすり洗いより、つけ置きでまとめて落としたいときに向きやすいです。茶渋やくすみが気になる小物などで登場しがちです。
Q. クレンザーはいつ使うのがいい?
A. クエン酸でゆるめても残る“白いこびりつき”があるときに、範囲をしぼって使うと失敗が減りやすいです。素材によっては傷になりやすいので、目立たない所で少量テストが安心です。
Q. 重曹とクエン酸を“同時に”使ってもいい?
A. 基本はおすすめしません。汚れを見て「アルカリ側(重曹・セスキなど)」か「酸性側(クエン酸など)」のどちらかを先に当てて、必要なら水で流してから次の手に切り替える方が迷いにくいです。
Q. セスキとアルカリ電解水、どっちを選べばいい?
A. どちらも油・手垢系と相性がよいですが、迷ったら「スプレーで汚れをゆるめたい→セスキ」「拭き掃除を時短したい→アルカリ電解水」と役割で分けると決めやすいです。
Q. アルミ・銅・フッ素加工の鍋に使って大丈夫?
A. 素材によって相性が出やすいので、まずは目立たない所で少量テストが無難です。フッ素加工は削ると傷になりやすいので、こすりすぎず「ゆるめて浮かせる」方向が向いています。
Q. “湿布”ってどうやってやるの?
A. キッチンペーパーなどにクエン酸水を含ませて、白い汚れの部分に貼り付けて数分置きます。最後は水でよく流す(または水拭き)すると仕上がりが安定します。
まとめ:洗剤は役割分担できると、掃除が一気にラクになる
洗剤が多いと複雑に見えますが、覚えるのは「油=アルカリ側」「水垢=酸側」「焦げ=重曹」「迷ったら中性」くらいで十分です。
最初に中性で様子を見るのもOKですし、汚れの特徴が分かるなら早見表どおりに当てると時短になりやすいです。
- 焦げは“落とす”より“作らない”方がラクなので、強火にしすぎない/空焚きしないを意識すると後片付けが軽くなります。
- 使い終わった直後にお湯でサッと流しておくと、こびりつきが固まる前にリセットしやすいです。
- こびりつきが増えてきたら、週1回だけ「重曹でゆるめる」を挟むと、ガチ掃除の頻度が減りやすいです。
迷ったらこの記事に戻って、家の洗剤を使い分けのチームとして動かしてみてくださいね。
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