ヨーグルトメーカーで手作りヨーグルトを楽しみにしていたのに、うまく固まらなかった……そんな経験はありませんか?
本記事では、
- ヨーグルトが固まらない原因
- 復活方法
- 失敗を防ぐポイント
まで、わかりやすく解説します。
材料の選び方から温度管理のコツ、発酵に適した環境づくりなど、実際の作り方を見直すヒントが満載。
ヨーグルト作りで失敗しないための知識を、ぜひチェックしてみてください。
ヨーグルトメーカーが固まらない理由とは?

固まらない原因を理解する
ヨーグルトメーカーで作ったヨーグルトが固まらないという悩みは、初心者からベテランまでよくあるトラブルです。
その主な原因には、
- 材料の選び方
- 温度の管理
- 発酵時間の不足
などが挙げられます。
乳酸菌はとても繊細で、少しの条件違いで発酵が進まなくなることがあります。
牛乳が合わなかったり、種菌の活性が弱かったりすると、見た目や食感が水っぽく、全く固まらない状態になることも。

まずは、発酵に必要な条件を正しく整えているかを見直しましょう。
使用する材料が影響する理由
ヨーグルト作りには「どんな牛乳を使うか」「種菌は新鮮か」が重要です。
牛乳は必ず「成分無調整」または「低温殺菌」のものを選びましょう。
「加工乳」や「乳飲料」は安定剤や糖分が含まれており、乳酸菌の発酵を妨げることがあります。
また、種菌として使うヨーグルトも、開封してから日が経っていると菌の数が減って効果が薄くなるため、できるだけ購入直後の新鮮なものを使うのがベストです。
温度管理の重要性
発酵に適した温度は40℃〜43℃が目安で、この温度帯で乳酸菌は最も活発に働きます。
温度が低いと菌が活動せず、逆に高すぎると死滅してしまうため、ヨーグルトメーカーの温度設定は正確に行う必要があります。
また、室温が低い冬場などは、外気の影響で温度が安定しない場合もあるので、毛布などで保温するとより確実です。
作っている最中に温度が下がると固まらない原因になるので、温度の安定性は成功の鍵になります。
固まらないヨーグルトの復活方法

再加熱の方法と注意点
ヨーグルトが固まらなかったとき、再加熱によって再発酵を試みる方法があります。
まず、固まらなかったヨーグルトをそのままヨーグルトメーカーに戻し、40℃前後の温度でさらに2〜3時間加熱します。
大切なのは、加熱前に中身をかき混ぜないこと。

撹拌すると発酵中の乳酸菌の働きを妨げてしまいます。
また、温度が高すぎると乳酸菌が死滅してしまう恐れがあるため、設定温度の確認も忘れずに行いましょう。
途中で様子を見る際も、振ったり混ぜたりせず、そっと様子を見るようにしましょう。
飲める状態に戻すためのステップ
再加熱しても固まらない場合は、無理に食べるヨーグルトとして仕上げようとせず、「飲むヨーグルト」として活用する方法があります。
この場合でも、発酵は一部進んでいるため乳酸菌はしっかり働いています。
甘味を加えたり、フルーツやはちみつと混ぜてスムージーのように楽しんだり、濃厚なミルク味を生かしてアイスキューブにして保存しておけば、後でドリンクに使うことも可能です。
カスピ海ヨーグルトを上手に作るためのコツ
カスピ海ヨーグルトを上手に作るには、ふつうのヨーグルトと同じ方法ではうまくいきません。
というのも、カスピ海ヨーグルトは「低い温度でゆっくり発酵する」タイプだからです。
市販のヨーグルトメーカーは40℃以上に設定されているものが多く、これは通常のヨーグルトには向いていますが、カスピ海ヨーグルトには温度が高すぎて、うまく発酵せず固まらないことがあります。
そのため、カスピ海ヨーグルトは25〜30℃くらいの常温でそっと発酵させるのがコツ。
カスピ海ヨーグルトの最大のポイントは、「温度の調整」です。
これを知っておくだけで、失敗を防ぎ、なめらかでおいしいヨーグルトを作ることができます。
失敗しないヨーグルトの作り方
ヨーグルト作りに欠かせないのは「良質な牛乳」と「新鮮な種菌」です。
牛乳
牛乳は「成分無調整」または「低温殺菌」のものを選び、できるだけ開封後すぐの新鮮なものを使うようにしましょう。
加工乳や乳飲料、無脂肪乳などは、発酵しにくかったり、食感にムラが出たりすることがあります。
種菌
種菌となるヨーグルトは、市販のプレーンタイプが最適ですが、開封から数日経ったものや加糖タイプは避けるのが無難です。

雑菌の繁殖を防ぐためにも、使う容器やスプーンは煮沸やアルコールでしっかり消毒してから使用しましょう。
発酵時間と環境の最適化
ヨーグルトの発酵時間は、使用する菌の種類や室温によっても左右されます。
一般的なプレーンヨーグルトの場合、40℃で7〜10時間ほどが目安です。
発酵が進みすぎると酸味が強くなりすぎるため、様子を見ながらタイミングを調整することが大切です。
また、同じ温度でも発酵が進むスピードは菌の活動状態に左右されます。
ヨーグルトメーカーの機種によっては温度調整が不安定なものもあるため、温度計を併用すると失敗が減ります。
雑菌の影響を防ぐためのコツ
ヨーグルト作りで特に気をつけたいのが「雑菌の混入」です。
牛乳や種菌がどれほど優れていても、作成中に雑菌が入ると発酵がうまく進まず、固まらないだけでなく、異臭やカビの原因になることもあります。
清潔なキッチン環境を保ち、手洗いや器具の消毒を怠らないことが基本です。
また、完成後のヨーグルトを次回の種菌として再利用する場合も、3〜4回を目安に新しい市販ヨーグルトに切り替えるのが衛生的です。
手作りヨーグルトの気温別注意点

季節ごとの作り方の違い
ヨーグルト作りは季節によって成功率が変わります。
春や秋は気温が安定しているため、室温も発酵に適しており、失敗しにくい時期ですが、冬は室温が低いため、ヨーグルトメーカーを使っていても保温がうまくいかず発酵が進まないことがあります。
保温バッグやタオルで包んで外気の影響を減らす工夫が必要です。
夏は逆に室温が高く、過発酵になって酸味が強くなったり、水分が分離しやすくなるので、発酵時間を短めに調整するなどの対応が必要です。
部屋の温度が発酵に与える影響
乳酸菌の活動は温度に大きく左右されます。
40〜43℃前後が発酵に最適な温度とされており、この温度帯を安定して保てるかどうかがポイントになります。
冬場のように部屋の温度が低いと、設定温度通りにしても実際の発酵液の温度が足りずに発酵が進まないケースがあります。
また、直射日光の当たる場所や熱源の近くに置くと、予期せぬ温度上昇で菌が死んでしまう恐れがあります。
温度変化に敏感な乳酸菌の性質を踏まえ、置き場所やタイミングを工夫することが重要です。
牛乳パックの再利用法
ヨーグルトを牛乳パックで作る方法は手軽で人気がありますが、使い方には注意が必要です。
まず、パックの口を清潔に保ち、雑菌が入らないように丁寧に開封することが大前提です。
パックごとヨーグルトメーカーに入れることで手間を省けますが、再利用は基本的に1回限りにとどめるべきです。
内側に菌が残っていると、次回の発酵に悪影響を与える可能性があります。衛生面を保つためにも、使い捨て前提で扱うのがベストです。
自家製ヨーグルトの保存方法

長持ちさせるための基準
自家製ヨーグルトをおいしく、かつ安全に楽しむためには正しい保存方法が大切です。
基本的には冷蔵庫(5℃以下)で保存し、作ってから7日以内に食べ切るのが目安です。
作った容器のまま保存する場合は、使用後すぐに密閉して、できるだけ空気に触れないようにします。
スプーンなどで取り分ける際には、必ず清潔なものを使用し、口をつけたり湿った器具を使わないよう注意しましょう。

菌の繁殖や腐敗を防ぐためには、ちょっとした衛生管理がとても重要です。
酸味や変化への対処法
保存しているうちに酸味が強くなったり、水分(ホエイ)が浮いてくることがあります。
これは発酵が進んでいるサインで、食べられないわけではありませんが、酸味が苦手な方は早めに食べ切るようにしましょう。
ホエイは捨てずに、混ぜて一緒に食べるか、スムージーやパン作りに活用できます。
また、においや見た目に変化があった場合は無理に食べず、早めに処分するのが安心です。
保存容器の選び方と管理のコツ
ヨーグルトの保存には、フタ付きの密閉容器を使うのがベストです。
ガラス製や耐熱プラスチック製など、においが移りにくく洗いやすい素材を選びましょう。
保存用と食べる用を分けておくと衛生的で便利です。
また、容器は使うたびに洗浄し、できれば煮沸やアルコール消毒をしておくと安心です。
冷蔵庫の中でも温度変化の少ない奥のほうに置いて保存すると、より長持ちさせることができます。
ヨーグルトメーカーが固まらない理由はコレだ!失敗しない秘訣と復活方法 のまとめ
ヨーグルトメーカーでヨーグルトが固まらない原因は、材料や温度管理、発酵時間などさまざまです。
しかし、それぞれのポイントをしっかり押さえれば、初心者でも失敗せず美味しいヨーグルトを作ることができます。
再加熱や飲むヨーグルトとしてのアレンジなど、失敗を無駄にしない工夫も大切です。
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